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2008年 09月 27日
「天を映す早瀬」 S.J.ローザン(著) 直良和美(翻訳) 創元推理文庫 主人公はNY生まれ、NY育ちの中国人(香港人?)女性リディア・チンと白人男性ビルの私立探偵コンビ。 既にシリーズ7作目ですが、前6冊をすっ飛ばしていきなりこれを読んでます。 何故なら舞台が香港だから。 まだ半分くらいしか読んでませんが、なんちゃって香港観光気分に浸れて楽しいです。 スターフェリーに2階建てバス、ヒルサイドエスカレーター、ハリウッドロードの骨董店、マンダリン・オリエンタル・ホテル、日曜日に街のあちこちにたむろするフィリピン人のメイド達、タクシーのラジオから流れてくる広東語ポップス、照りつける強い日差しとガンガンに効いた冷房。 主人公のリディアは香港を訪れるのは初めてだけど、生まれ育ったチャイナタウンで母親と一緒に暮らしていて英語と広東語のバイリンガルです。うらやましー。 ここ数日は通勤電車で學友の歌声を聴きながらこの本を読んで、プチ香港逃避行です。 ああ香港行きたいなあ。年末が待ち遠しい。
by kotaro_27149
| 2008-09-27 11:00
| 本
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