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2008年 10月 26日
(1996年 香港/104分) 原題:十萬火急 LIFELINE 監督:杜[王其]峰(ジョニー・トー) 脚本:游乃海(ヤウ・ナイホイ) 出演:劉青雲(ラウ・チンワン)、方中信(アレックス・フォン)、黄浩然(レイモンド・ウォン)、元彬(ユエン・ブン)、林雪(ラム・シュー) 大阪十三の第七藝術劇場にようやく来てくれた 「香港レジェンド・シネマ・フェスティバル」で観て来ました。 これ観たかったんでね~DVD上映とはいえスクリーンで観れてよかったです。 夜8時50分からだったけど客席も思ったよりは埋まっていたと思われます。 噂には聞いてましたが、後半の火事現場はえーこれほんとにCGじゃないの?絶対けが人出てるんちゃうの?と今さらながら心配してしまうような場面の連続でした。 ちょっと閉所恐怖症になりそうというか、観ているこちらがなぜか息止めてしまって苦しくなってくるというのか・・・それくらい真に迫ってました。 ただあまりに真に迫っていて、時々これ誰?や、いま何が起こってるの?な状況になってたような気もしますが。 香港映画で警察モノになると、大抵かなりトップの方まで腐敗がはびこっていたりするような設定をよく見かけるので、これってそのうち本物の香港警察から苦情がくるんでは・・・といつも大きなお世話な気持ちで観ることが多いのですが、これは絶対香港消防局あたりから感謝状が出そうな映画ですよ。現場の人たちは多少の行き違いはあっても皆人命救助を最優先に命がけで働いている。そして「仕事だから」とさらっと笑顔で言えるのですよね。う~ん素晴らしい。 らうちんはこういう人の役が本当によく似合いますね。誠実でちょっとぶっきらぼうなんだけど暖かくていざという時は頼りになる、「忘不了」に続きダンナにしたい男再びという感じです。 しかし彼が好きになる女医さんは、ええ~こんな女がいいの?と思ってしまいました。 女の趣味は合わないな・・・て別に合う必要もないんだけど(笑) その代わり彼のお母さんのキャラ最高。お母さん大好き~ そして女性隊員が潔くかっこよかったですね。真面目すぎてちょっと頑張りすぎで見ていて疲れるところもあるし、ある理由でダンナと喧嘩してる時はいやちょっとそれは・・・とあまり好印象ではなかったんだけど、大切なヤマ場でしっかり活躍していてひと安心。 少なくとも私が見た監督の映画の中では珍しく好感度高めの女性キャラでした。 2008年10月25日:第七藝術劇場
by kotaro_27149
| 2008-10-26 17:21
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