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2008年 06月 07日
上海2日目は浙江省杭州市への日帰りツアーでした。
バスで片道3時間超。覚悟はしていたけどやっぱりしんどかったわ~ 電車の方が少しは楽なんじゃないかと思います。 上海市内の“大都会ぶり”に比べると杭州はのんびりとした空気の流れる地方都市という感じですね。特に西湖周辺は緑いっぱいで風景も美しい。 「上有天堂、下有蘇杭(天に楽園あり、地に蘇州・杭州あり)」と謳われているくらいです。 西湖遊覧は日本の屋形船のような船を貸切で約1時間。 遊覧船は色々な種類があるようで、香港のスターフェリーみたいな物に乗るのかと勝手に想像していたのでちょっと意外でした。団体で貸切予約だったからか。船の中は4人がけの作り付けのテーブルがありトイレも付いていました。そしてコンパニオン風の小姐の案内付き。中国語なのでもちろんガイドさんに通訳してもらいながら、だけど。 湖の中ほどに小さな島がありました。あそこにも行ってみたかったなあ。 嬉しかったのは龍井茶が飲めたこと。 この季節ですからもちろん新茶。 飲んでいて量が少なくなるとすかさずお湯を注ぎ足してくれます。 結局まともに龍井茶が飲めたのはこの遊覧船の中だけだったのですよ。 何かと忙しい旅行中でものんびりお茶をのむ時間て本当に大切だとしみじみ思いました。・・・年寄りくさいか?(笑) 他には西湖畔にある雷峰塔。かなり歴史のある建物のはずなのに妙に新しそうだと思っていたら1924年に倒壊して再建されたものだそう。 この階段を見ると香港の大嶼山(ランタオ島)にある寶蓮寺を思い出してしまいますが、こちらはエスカレーター付き。そして塔の中もエレベータ付き。助かった(^^; 曇りがちで小雨もぱらついていたので景色がもやって遠くまで見えなかったのが残念でした。 でも旅行前は日本よりかなり暑いと聞いていたので、涼しいくらいのこの気候でよかった。 去年の同じ時期には30度以上まで気温が上がっていたそうなので、そんなことになっていたら途中で力尽きていたかも。 そしてもう一箇所。西湖からバスで10分ほど行ったところにある雲隠寺。 326年、インドの高僧 彗理により創建された禅院。「雲林禅院」とも呼ばれているそうです。 平日だったのでそうでもなかったけれど週末ともなれば観光客でごった返すらしい。 今回の旅行4日間のうちの1日がこの杭州行きになると聞いた時は、自由行動にしてくれたら上海市内をもっと見られるのに~と思ったものですが行ってよかったです。 ただやはりもうちょっと歴史に関して下調べをしておくべきだったなあと。一応ガイドさんが説明をしてくれるのですがよく分からないこともあったし、時代的背景なんかも知っていればもっと感慨深いものになったのではと反省。 意外に楽しめた杭州だったけどやはりバスでの移動が・・・帰りも当然3時間超の道のり(苦) 次回行くならやっぱり電車だなあ。
by kotaro_27149
| 2008-06-07 22:17
| 旅
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